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2017年7月27日木曜日

人工知能が人類を支配するなんざ「絵空事」である理由は「長文読解問題」を解く能力が致命的に欠けているから?


 人間だって欠けてるヤツはいくらでも…? (`▽´)
 青木無常でございますがね。

優越(素材使用)


 ま、人間における「長文読解問題」の得手不得手とは根本的にちがう意味のようです。

 というわけで、しばらく滞っていた「人工知能進化論」を先日しれっと再開したわけなんですが(^_^;)、若干、若干ですが整理がついてきた感じなので。

 ま、私の手に余る内容であることは変わりないので深くは踏みこめなさげな状況はあいかわらずではありますけど、多少なりとも進めておきたいと思いまして。

 人工知能が人間を支配する構図なんざちゃんちゃらおかしくて笑える、と豪語なさる識者もたくさんいらっしゃるのは私も知っているのですが、引っかかっていたのはなぜそうなのかというあたりがよくわからないから。

 そのあたりに、多少の得心がいく理由にいきあたりましたのでね。

 それが、東大合格を目指して学習を積み重ねていた人工知能「東ロボくん」が、なぜ東大受験をあきらめたか、という部分に関わってくるのでございますよ。


教室(素材使用)


おたぽる 2017.03.13
人工知能の“シンギュラリティ”到来は意外に近い!? ビル・ゲイツが警告するAIの脅威!
http://otapol.jp/2017/03/post-9967.html


 ぢつはこの記事、けっこう以前にストックしてあったんですが、この「東ロボくん」に関するくだりがタイトルにいっさい触れられていないため、ロストしてしまっていたという経緯がありまして。(^_^;)

 ゲイツやらイーロン・マスクやらホーキングやらが人工知能の進化に対して警鐘を鳴らしているのはわかっててそのうち言及したかったんだけど。

 その前段階として、なぜ人工知能が人間を凌駕できないのかってところを多少なりとも論じておきたかったので、「東ロボくん」問題はどこいったんだろうとストックのタイトルながめても見つからなかったから(^_^;)。



「東ロボくん」というのは、

東京大学の合格を目指して入試問題の学習を積み重ねてきた人工知能
なんだそうです。

授受(素材使用)


 私はそんなAIが企画されていたことすら知らなかったんですが、その「東ロボくん」が受験をあきらめたというニュースが報じられたのが昨年末。

 囲碁の分野までAIに人間が後塵を拝したと報告した私も、どうしてもピンとこなかった部分に、この事実がわかりやすい事例を提供してくれたのでありんす。

 すなわち
国語や英語の「長文読解問題」への対策に根本的な欠陥がある点
がその最大の理由だ、とのこと。なるほど。

 AIにとって読解力を問われることが、正解に近づく方法すら確立できずにいるのが現状なんだそうです。

 囲碁だのの分野で人工知能が人間には追随できない異能を発揮できている理由はつまり
英語の空欄穴埋めのような問題であれば、過去問題の膨大な学習記録から確率的に“正しそうな答え”を選ぶことができる
能力があるから…らしい、ということなわけみたいですネ。

 すなわちAIは
蓄積した知識がそのまま活用できない読解問題では、今のところお手上げ状態
ってことであり、この問題が表面化したことによって「東ロボくん」の東大受験もいったんはあきらめる契機になったということなのだそうで。



頭脳(素材使用)


 私はAIが自己進化してある日突然(あるいは徐々に?)自己意識に目覚め、われわれ人類を排除にかかるんじゃないかと危惧する根拠として、インターネットの存在をあげました。

 膨大な量のデータが蓄積され誰でもアクセスできるインターネットという巨大な情報倉庫。

 これを網羅し自家薬籠中に取り入れ縦横無尽につなげて応用すれば人間なんざの想像も及ばないような境地に達することは簡単なんじゃないか、というのが私が漠然と抱いていたイメージであります。

 ところが、網羅し蓄積することは仮に可能だとしても、それを「読解」して「理解」することが人工知能にはできない、となれば、根本的に理屈が崩壊する。

 まして、その上で判断しアウトプットする(つまり行動する)となると、現状、たしかにムリがありますぎそう…。



 ビル・ゲイツが懸念しているのも
今現在、コンピュータは本を読むことができず、知識の表現の仕方もわからないため受験に合格することはできません。(しかし)ある日コンピュータが人間と同じように文章を読んで理解できるようになった時、とてつもない事態を迎えることに
なるんじゃないか、という話なので、その「読解」ができていない現状であれば前提として脅威たり得ない、とかゆわれれば「なるほど」と首肯せざるを得ないわけです。




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「おたぽる」のニュース記事はこのあと、一部のロボットが人間の仕事を奪っているのはすでに事実であり、その対策としてゲイツが「ロボットに課税すべき」と論じていることを紹介していますが、このあたりは人工知能の進化とは現状関係ないのでどうでもいい。



 ハードルとして「読解力」が表面化している、という点に力点を見出した、というのがこの項で私が述べたかったことなのでございますよ。



 人工知能に「意識」が自然発生するとしたら、という点に私は力点をおいてきたわけですが、ここにも「読解力」の欠落はハードルとして存在する、と考えればたしかに彼らの「人類支配」なんざお笑い草でござんす。

 インターネットに限らず、情報というもの自体が読解力なしには無用の長物に過ぎなさそうですからねえ。



師(素材使用)


 この「読解力の欠落」を逆手にとって、人工知能を人類の脅威たらしめる発想ももしかしたら可能カモですが、ちょいとこういう方向だとやはり私の手にはあまるし興味もあまり強くはわかない。

 どなたかこの方向から良質なフィクションをものしてくれないものかと期待するに留めておきます。(^_^;)



 となると。

「読解力」とは、どこから発生するのか。

 解きたい部分はここですかね。

 ま、あくまで「解きたい」に留まりますがね、私の場合はやっぱり。(`▽´)

「東ロボくん」の実例が浮上してきたことにより、この部分の精査と挑戦もおそらくはすでに始められていることでしょうから、ブレイクスルーを期待しつつ今後の展開に注目していきたいところであります。

 私にいえるとしたら、「意識」と同じく、なぜ「読解力」が自然発生しないといえるのかとか、そのあたりにジャンプボードをおくことができたらどうにかなるカモ、とかその程度の感じですね。



 哲学の領域に立ち入りそうだけど「結婚します」では逃げられそうにないので本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~






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