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2017年8月14日月曜日

日本最古の民謡「こきりこ節」


「こきりこ」というのは楽器。
 青木無常でござんすよ。

相倉(素材)


 そもそも珍しい楽器とか古い楽器を渉猟していて、耳になじみのある「こきりこ」という名称に行き当たったのでいろいろ調べてみたのがこの記事の契機でござんす。



 私は習った覚えはないんですが、中学の音楽の教科書にも載っているのだとか。

 富山県の五箇山地方を代表する、全国的に有名な「古代民謡(古謡)」、それが「こきりこ節」でござんす。

 古代、とか最古、とかいう部分にも牽かれてしまいました。

 昭和初めごろに伝承途絶の危機に見舞われたらしいのですが、あの西条八十が採譜の契機となって復活、現在でも保存・伝承にかなりの力が入れられているとのこと。



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ソース:私家版 楽器事典
小切子/筑子 こきりこ
http://saisaibatake.ame-zaiku.com/gakki/gakki_jiten_kokiriko.html


Wikipedia
こきりこ節
https://ja.wikipedia.org/wiki/こきりこ節


こきりこ
楽器
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Rally/4698/instrument/instrument.html


 そもそも私がこの民謡を耳にしたのは、子どものころ聴いた(わしの世代では「帰ってきたヨッパライ」でおなじみ)フォーク・クルセダーズの「コキリコの唄」として、でありました。



 YouTubeにも複数の動画が公開されているのですが、勝手に埋め込んでも大丈夫そうなのがわからなかったというか見当たらなかったので、画面がきれいでいろいろ見やすく音もよさげなものをどうぞ。


越中五箇山 こきりこ節(五箇山白山宮舞殿での奉納踊)



 おそらく前半のほうの青い着物を着た踊り手二人が持っている二本の棒様のものが「こきりこ」なのではないかと思われます。

 民謡の歌詞にある「筑子(こきりこ)の竹は七寸五分じゃ」も換算するとだいたい23センチ。

 この「こきりこ」自体の音もきいてみたかったのでさがしてみたところ、こんな記事が見つかりました。


ソース:五箇山彩歳
☆こきりこ竹の打ち鳴らし方
http://www.gokayama-info.jp/?p=3220



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 指先でまわしながら打ち鳴らすとのことで、実際に打っている動画もYouTubeにありました。

 リンクだけ貼っておきます。



こきりこの竹打ち鳴らし方
https://youtu.be/LpiNvH9AHNI



 ちなみに最初の動画で、五人いる地方(じかた、演奏してる人たち)のうち、右から二番めの人が鳴らしているのがWikiにある「棒ざさら・摺りざさら」と推測いたします。

 ギロなどと同系と思われる独特の擦過音が耳に心地よく、この楽曲の基底を構成している感じ。

立山(素材)


 動画の途中から出てくる踊り手が手にしている、南京玉すだれみたいな扇形でジャラジャラしている楽器は「びんざさら」、もしくはズバリの「こきりこささら」と呼ばれる楽器。

 煩悩を振り払うため、板は108枚あるのだとか。

 調べた限りでは、もしかすると一般的に「こきりこ」として認識されているのはこちらの「こきりこささら」カモしれません。



 やれやれ。

 また余裕がなくなってきたので手抜きのために楽器を動画つきでさらっと紹介するだけのつもりで始めたんだけど、調べ始めたらおもしろくていつもよりあちこち参照しちまったよ…(。-_-。)(`▽´)



 ささらのリズムで夜の街さまよってきます本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~






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