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2017年7月20日木曜日

便利そうな気もするが価格に難アリすぎな「折り畳みハウス」


 1500マンエン。(゚o゚)
 青木無常でございます。

人力(素材使用)


 10分くらいで家が一軒建ってしまうとかゆわれても、にわかには信じがたかったりしますよね。

 ところがどっこい。

 まさしく魔法のように、するすると小さなコンテナが見るまに一軒の家に大変身してしまうという、おみごとな動画がございました。

「TEN FOLD」というところが作成した、不思議な家の動画です。

 トラックに積載したコンテナのようなものが、あれよというまに展開していきみるまに一軒の家に…

 …という、一見、夢のような機構なのですが…?





 見てのとおりバリエーションも豊富。

 ただ分野が分野でもありますし、見た目どおりによさげなイメージだけで受け取ってしまってはあまりにも危険すぎるので「tenfold engineering」にてググってみたのですが…

 …少なくとも日本語では、ほとんど情報が出てきていません、いまのところ。

 私が見つけられたのはたったのひとつ。


テクノロジーx不動産アイケーホーム 2017.07.13
わずか10分で住む場所ができてしまう??
https://www.aike-home.co.jp/tenfold/


 不動産屋らしきウェブサイトなのですが、ここでも情報が少ないと書いてあるし、ほぼ何もわからないに等しい感じでござんす。

カラスの(素材使用)


 ただドルとはいえ概算価格が書かれている。

 それによると、約129,000ドル…だいたい1500万円くらい…ありゃま。

 写真が掲載されているのはせいぜい二部屋くらいの平屋の建物なので、それでこの値段となると…いや、家の相場なんざ土地代も含めてなにひとつ知りゃしませんので高いのやら見当もつきませんが…(^_^;)

 ま、高額っぽいような口ぶりで記事でも紹介されてますから、たぶん割高なのかな。



 機能性やらなんやらもまったく不明なので評価のしようもないんですけど、何回か当ブログでも言及していることとして、電気・ガス・水道等のライフラインがどうなるのか、という点を考慮に入れるべきではある。

 トレーラーハウスのようなものも含めて、移動できる「家」というライフスタイルが当たり前になってしまえば話は別なんですがね。

 上水・下水から電源まで、それこそコンセントのようなものにさせば即使える、みたいな設備がどこにでもあれば、こういう「家ごと移動できる家」の普及の芽も見えてはくるでしょうが、現実にはそんなものはない。



終の(素材使用)


 道路工事の交通誘導警備員をやっているので、新しく建築中の家とかマンションにこういうライフラインをつなげるための工事として地面を掘る現場にも何度も立ち会っています。

 配電盤が地上にあるようなところでも、扉を開いてつなげれば終わり、というわけではない。

 必ず交通規制をして現場を囲ってアスファルトやコンクリートをはがして穴を掘って…というような大騒ぎが日夜くりかえされざるを得ない。

 しかもこういうライフラインの配線が地下にどういう状態で埋まっているかは掘ってみなければわからないので、試験掘りという掘って埋めるだけの工程も発生する。

 その上、管轄がちがうから電気・ガス・水道それぞれで完全に別々の工事になってしまったりする。

 という「掘って何かをして埋めて」をくりかえしていれば、そりゃ年中あちこちで工事があっても当然の話でござんす。



移動生活(素材使用)


 そういう現場を見慣れた目からすれば。

 トレーラーハウスでジプシーのように自由な生活を、とか。

 ちゃんちゃらおかしいって話でございます。(`▽´)



 下水どうすんの?

 これが一番やっかいでにわかには解決しがたい大きな問題でありますね。

 タンクにでもつめて、定期的にどこかに捨てにいきますか?

 そこらの川や海に捨てたらおそらく犯罪行為なんじゃないですかね。

 しかも日々それらは発生するわけで。

 死ぬまで絶対に発生しつづけます。

 しかも、家族の人数分。



引っ越し(素材使用)


 地面の下に埋まっている下水管に、家の屋内の下水路をつなげないわけには絶対にいかないわけなのでござんす。

 この辺をもっと簡便に、そしてもっと自由に、解決できる方法を考えついたら、おそらく革命的。

 下世話な話をすれば、確実に大儲けにもつながりそうですな。



 この「TEN FOLD」の家も事情は同じ。

 まあトレーラーハウスにしろ、ライフラインの入出路はできるだけ簡便化されていそうなのでそれぞれにかかる工程はもしかしたらふつうに家を建てるよりは早いカモですが…



折り畳み式(素材使用)


 海に浮かべる家とかも同じなんですけど、生活拠点というものから自由になれない人間はどうしても「場所」に縛られざるを得ない。

 裏山や野原にだれはばかることなく自由に排便とかして。

 好きなときに好きなところへふらふらしたくとも、現実にはとてもそんな生活はかなうはずもないようですから。(。-_-。)



 1500万円もかけて「折り畳みハウス」を入手しても事情はおそらくまったく変わりはないでしょうなあ…

 機構上、薄っぺらな一枚板の安っぽい壁なんて虞もなきにしもあらず、ですし。



噴射(素材使用)


 百人乗っても壊れない物置とかに住めないものかとか、デパートとかのエスカレーターわきのデッドスペースを目にしてはここなら布団しいて充分寝られるなとか(^_^;)。

 そんなような浮草のごとき生活を夢想しては「できるわけねえじゃん」と苦笑とともに現実に打ちのめされ安アパートの一室にすごすごと引き上げる人生を過ごしてきた身にすれば、折り畳みハウスも魅力的とはいえ。



 いや。

 根本的には、大金持ちになりたいとかそういう話ですらありませんからね。

 金ができて豪邸建てても、その豪邸に縛られることに変わりなし。

 ですからね。そう思いません?



 せめて夢のなかだけででも安楽に暮らしたい本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~






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