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2017年7月8日土曜日

マヤ神話の世界観をSF的にデフォルメした怒涛のイマジネーションに圧倒される傑作ショートフィルム『THE HEART OF SKY』


 これこそ大予算で映画化してほしい…
 青木無常でありまする。

飛来(素材使用)


 すさまじいクオリティのショートフィルムが公開されておりまする。

 タイトルは『THE HEART OF SKY』。

 マヤ神話をベースに、そのイマジネーションをSF的に換骨奪胎して練り上げられた壮大な世界観に裏づけられたSF解釈の人類創世物語。

 設定はありがちカモですが、そんなことどうでもよくなるほどのイマジネーションと圧倒的なクオリティ。

 見ておかないと、損。まちがいなく。


THE HEART OF SKY ( Mayan sci fi short flim )



 このすばらしいショートフィルムを作成したのは、オーストラリアを拠点とした「MIRARI&CO」というCMアニメーションやモーショングラフィックスを制作しているチームであります。


GIZMODO 2016.12.10 18:09
マヤ神話にインスパイアされた超古代文明系SF短編『THE HEART OF SKY』
http://www.gizmodo.jp/2016/12/the-heart-of-sky-sf.html


仮面(素材使用)


 物語はサイバー感あふれる人造人間らしき造形物の、開放された後頭部に刻まれる明滅する不気味なシンボルから始まります。

 異星人の象徴らしきそのシンボルを刻んだ昆虫型のメカニカルな飛翔体が飛び交う惑星は、原始の地球か。

 改造がほどこされたとおぼしき惑星に異星船が降臨し、中からあらわれて地上を睥睨するのは異様な仮面をつけた装甲服を身にまとう支配種族。

 人類は地上を開発するための奴隷種族として創造されたらしく、役に立たなくなったものは冷酷に使役機械の手によって間引かれる。

 ところが、そんな奴隷種族の中から、ジャガーへと変貌するイレギュラーな個体が出現し…

 …と、おそらくはそういうような設定で物語は進んでるっぽい。




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 そしてワージャガーは異星人のメカや装甲服相手に反逆を開始するらしいのですが。

 古代遺物の仮面めいた装甲服のデザインや、羽持つ蛇ケツァルコアトルを基にしたとおぼしきメカニカルモンスターのうねうねした動き、支配種族とのバトルシーンからワージャガーへと変容し決戦へと至るクライマックスまで。

 もう全編みどころ満載。

 エンドクレジットがボリューム的にやや長めではあるものの、神話感あふれまくった壁画の背景や重厚きわまるBGMなど、とにかく高クオリティでみごととしか形容しようがございませぬ。



像(素材使用)


 このショートストーリーはマヤ神話である『ポポル・ヴフ』からイマジネーションを得たそうです。

 実はこれとはまったく別のところで『ポポル・ヴフ』そのものを、それこそマヤの遺物や壁画調のアニメーションにしてしまった作品をYouTubeで見かけた記憶がございまして。

 こちらも出色のクオリティだったのですが、残念ながらURLとかメモし忘れたっぽくて所在が不明に(。-_-。)

 再発見できたらぜひともそれもご紹介したいのですが…



 …マヤに限らず、神話に着想を得た作品は非常に壮大ですし、私もそういうものを創作してきたし、また創作していきたいとの想いを抱きつつこれからも励んでいく所存でございますよ。



 志と未来の格差にも圧倒されつつ本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~






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