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2016年11月22日火曜日

邪悪な魔女の森に消えた三人の運命は語られるのか? 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の正統な続編『ブレア・ウィッチ』がもうすぐ公開! ※12/1追記あり


 ま、おもしろければ語られなくともOK。
 青木無常でありますよ。

魔女の森(素材使用)


『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。

 昨今のホラー映画では珍しく、特殊効果や特殊メイク、CG等はいっさいなし。

 冒頭を除けば登場人物はたったの三人。

 撮影は二台のハンディカムのみ。

 そんな、低予算感以外のなにものも感じられない撮影状況を逆手にとり、フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)の手法で作成されたこの映画は空前の大ヒットを記録しました。

 特筆すべきはそのプロモーション手法。

 ネットのサイトやテレビの特別番組等でメディアミックス展開された宣伝は「魔女伝説が残る森でドキュメント映画を撮影していた三人の学生が行方不明になり、その後発見された映像を編集して公開した」というていを徹底。

 本編もまた「本物」の「残された謎のフィルム」をつなげただけという雰囲気に終始。

 その想像力を刺激しまくる構成と宣伝が奏功し、低予算で空前の興行収入を獲得した映画としても勇名を馳せることとなったわけです。

 そんな『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の「正統な」続編がいよいよ公開される…ということで、これはもう私、ワクワク感しかございませんのでありますのですよ。


闇の森(素材使用)


ホラー通信 2016.09.07 16:00
かつて全世界が震えた“あの森”の事件の真相は…… 前作のその先の恐怖を体験する『ブレア・ウィッチ』予告編
http://horror2.jp/16389


 最初の作品は、邪悪きわまりない魔女伝説の残る謎の森近隣のいわくつきの村でのインタビューシーンから始まり、やがて学生三人が森に入る、という能天気きわまる始まりかたで。

 冒頭はどちらかというと冗長のきらいなきにしもあらずなんですが。

 このあたりでも伏線は仕込まれているので我慢して分析しつつ見れば、のちのち楽しめるカモしれません。

 そして、怪異が発現しはじめる中盤から怒涛の後半まではもう一気呵成!

呪いの森(素材使用)


 …と、いいたいところですが(^-^;)、正直な話、見る人を選ぶ映画、ともいえそうなのもまた事実…カモしれませんね。

 公開時、本物の事件を記録したフィルムなのかどうかわからないまま(あるいはそうと信じて)全編を鑑賞した観客も少なくないようですし、フェイクと知って見るならどれだけ映画の世界に嵌まり込めるかが分水嶺となりかねない。

 役者の演技と雰囲気だけで恐怖を演出する手法は、見る者がノれなければ単なる低予算映画以下ですしね。

 まき起こる「怪異」の内容も、

1.主人公たちが森のなかで迷って出られなくなってしまい、そのまま数日が経過してしまう。

2.気がつかないうちに至るところに不気味な呪いの象徴が出現(具体的には不気味な呪いの木の人形とかだれもいないはずの真夜中の声や物音とか積み上げられた石など)。

3.一人が行方不明となり、夜中に叫び声がきこえ、その翌朝には血や毛髪が付着した木片が落ちていた。

4.最後の夜に再び叫び声、さがしまわるが見つからず、不気味な古い廃墟にいきあたる。

 …という程度。

迷いの森(素材使用)


 などと書くと、低予算映画を揶揄するようにきこえるカモですが、はっきりいって私は初見時、背筋が凍りました。

 見ている最中から、「これ単にスタッフが石積んだだけだよなたぶん」とか「木の枝を組み合わせるだけとはいえ呪いの人形これだけ用意して吊るすのはたいへんだっただろうな」とか思ってはいたものの。

 それでも物語の世界の中にどっぷりと浸かることになんの支障もございませんでした。

 夜中にテントの外から邪悪なものが無数にたかってくるシーンもあったのですが、正直これもスタッフが総出で騒ぎながらテントの生地を外から乱雑に撫でまわしてるだけなんだろうなあ…

 …と思いながらもあまりの怖さに視線は画面に釘づけられて動かなかったし。

 すべては、見る者の想像力。

 これに浸れない人間であれば、低い評価しか下せないだろうし、事実そういう意見も少なからず私はネット上で見かけました。

 正直、そういう意見みたときは信じられないというか、こいつらバカなんじゃね? と呆れかえったくらいなんですがね。(`▽´)



161122悪夢の森(素材使用)


 その後、一作目のヒットをあてこんで『ブレアウィッチ2』という続編も公開されましたが、こちらはそれほど怖くはなかったというか、まあそこそこの出来、おもしろくはあるんだけど…といった感じ。



 だから、「正当な続編」を謳う『ブレア・ウィッチ』が12月に公開されるとのニュースにも、正直期待と不安が半々といったところではあります。

 まあ正当とブチあげてるあたりに。

 二匹目のドジョウをあてこんだ『2』とは違うんだよという製作者側の矜持なり主張なりが感じられなくもないんですがね。



 ただ予告編を見る限りでは、なかなか期待してもよろしいカモ…


『ブレア・ウィッチ』予告編(90秒)



 冒頭にも記したとおり、前作で明かされたなかった数々の謎が解明されるのか、という点はけっこうどうでもよくて。

 というより、第一作は疑問だらけの終わりかただったからこそ印象に残りまくっている部分もあるから。

 事件の20年後に前作の主人公の弟がYouTubeで姉らしき人物が映った映像を発見するという魅力的な導入部から「魔女の森」へと踏み込む一団がどんな怖ろしい目に遭遇するのか。

 その描かれかたが肝でありすべてとなるのではないかと思います。




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 公開初日は12/1なので、いわゆる「映画の日」。

 ローグ・ワンの公開も控えているし、出費のかさむ年末の時期になかなか困った事態になりかねないんですが。(^-^;)

 みたい。みたいなあ…。



 二律背反に煩悶しつつ本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~


※12/1追記:「映画の日」ということもあり見てきました。結論からいうと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をすでにみているのであれば映画館まで出かけて『ブレア・ウィッチ』をみる必要はないと思う。どちらも見たことないというのであれば、どちらかを見るだけで充分だけど、やっぱりお勧めしたいのは最初の作品である『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のほうですね。以上、取り急ぎご報告のみ。