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2016年11月17日木曜日

ロボットやCGが人間に似すぎているとき不気味に感じる「不気味の谷」現象が実際に計測された件


 てか、もともとは理論的な話に過ぎなかったらしい。
 青木無常でありますよう。

人形?(素材)


 あまりにリアルなロボットやCGを見ると、逆に「気持ち悪い」と感じてしまう現象が「不気味の谷」と名づけられたのは1970年。

 東京工業大学のロボット工学者である森名誉教授というかたが提唱なさったんだそうです。

 Wikipediaの記述によると

ロボットがその外観や動作において、より人間らしく作られるようになるにつれ、より好感的、共感的になっていくが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わる
とのことで、「好感度と嫌悪感」を縦軸に、人間との差異を横軸にしてグラフ化すると、ある時点で好感が嫌悪に急落することになる。

 けれども、外観・動作等が人間とまったく区別がつかなくなると感情的反応は再び強い好感に転じ、人間に対するのと同じような親近感を覚えると名誉教授は予測。

 このグラフの動きがに谷状になることから「不気味の谷」と名づけたようでして。

 これは広く人口に膾炙することとなったようなんですが、2011年に実験・計測され、実際に存在することが証明されたんだとか。


ねとらぼ 2011年07月26日 08時58分
リアルすぎはNG!? カリフォルニア大学で「不気味の谷」現象の存在が証明される
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1107/26/news015.html


マネキンが怖いのも…(素材)


 この実験に使われたのは大阪大学が開発した人間そっくりのアンドロイド「リプリーQ2」。

被験者にリプリーQ2と、そのモデルとなった女性、そして機械部分がむきだしになったリプリーQ2(要するに一目でロボットと分かる状態)の3パターンの映像をそれぞれ見せ
て、脳の反応を測定したのだそうです。

 被験者は20~36歳の男女20名。

 結果として、ロボットと一目でわかる映像およびモデルとなった女性(つまり本物の人間)の映像の場合は顕著な反応は見られなかったのに対し、リプリーQ2の場合にのみ、脳に強い反応が見られたのだとか。

 このことから結論づけられた内容が、

私たちの脳は、ロボットがロボットのような動きをする場合や、人間が人間のような動きをする場合には違和感を
感じることはないのだが、
外見が人間そのものであるにもかかわらずロボットのような動きをした場合、脳は予測と違った結果に違和感を
感じてしまう、というもの。

 ただし、
「もしも今後こうしたアンドロイドが当たり前になったとしたら、私たちの知覚システムはそれに合わせて再調整されるでしょう」
というコメントも出されているようです。



 要は一見ロボットに見えないのに、動いたりするとロボットだと判明してしまうので違和感がより強い、といったところなんでしょうか。



人形…?(素材)


 人形劇やアニメなどは最初から記号化されている上に人間側が(無意識に)歩みよることで、違和感どころか尋常ではない感情移入が発生する、というあたりに鍵があるのではないかと個人的には思うんだけど、どうかしら。



 さらに個人的な話をすると、私はCGには違和感より賞賛や親和感を感じやすいみたいです。

 ニュース記事やWikiでも槍玉にあげられている「ファイナルファンタジー」も、実をいうとCGの人間造形に関しては違和感感じた記憶がまるでないし、CGキャラが活躍するアニメなどもその黎明期から大好きだった。

 こういうところに、いまだ細分化されていない発達障害の「種類」が現れているのではないかな、とも感じる次第。




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 人間が(というか、一般人が、としてしまってももしかしたらよいカモしれんが)感じる「不気味の谷」の境界が奈辺に存在するのかは、そういう事情も含めてたいへん興味がわきます。

 ので。(^-^;)

 しばらく、この「不気味の谷」関連の事象について触れていきたいと考えておりますので、ぜひぜひおつきあいのほどよろしくお願い申し上げます。る。_(_ _)_



 自分ももしかしたら操られている人形に過ぎないのではという非現実感覚すら自覚せぬまま本日は以上。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~