スポンサーリンク

2016年10月26日水曜日

人間の脳、実はガラクタ同然? 現代社会では役に立たない脳の「クセ」3選


 人生が苦悩に満ちているのも、脳がガラクタだから?
 青木無常でございますよう。

浮遊(素材使用)


 そういうわけで、前回は人工知能が作曲にまで進出してきて近い将来わしらはAIの作成した芸術に感動させられるようになってしまうカモしらんという戦慄すべき(?)ご報告をいたしましたのですが。

 んなこたない! 機械なんぞ人間の脳のすばらしい構造に比べればガラクタも同然!

 …などと頑固親父っぽい口調で脳内変換しながら無駄な抵抗をしようとしたりしませんでしたか? ひひひ。

 本日はそんな現実から目をそらしまくっている頑迷な迷妄からあなたを解き放つべく!

 神経学者のかたが解説する人間の脳の行き当たりばったりっぽすぎるガラクタっぷりを、3つの具体例とともに明示したすばらしいニュース記事をばご紹介。いたしますのでございますよほほほ。


GIZMODO 2016.09.24 12:00 pm
人間の脳が持っている3つの残念なクセ
http://www.lifehacker.jp/2016/09/160924stupid_brain1.html


 ま、生物の体の構造とかそういう部分も含めて、人間の脳の複雑さや精巧さというのが驚異に値する、というい点を否定することはもちろんできません。

 ただ、進化という過程を(仮定ですが)経てきている以上、行き当たりばったり的な欠陥というか非論理的もしくは改善の余地ありすぎる構成にならざるを得なかったこともまた推して知るべし。

 たとえば。



花(素材)


 きのうご紹介したSF小説『神は沈黙せず』においても、きわめておもしろい記述があります。

 すなわち「眼」の構造。

 小説中で主人公がとある「超常系」の勉強会に潜入する場面があるのですが、その中盤あたりの記述によると

人間が神や異星人に創造されたと主張する人々が、必ず引き合いに出すのが、眼の構造
なのだそうです。

 いわく、眼の構造はあまりにも素晴らしく、入念に設計された精密機械としかいいようがないのは異星人(とか神とか)の高度な知性によって設計されたからでありでたらめな突然変異の結果などではない証拠、というような論理展開。

進化(素材使用)


 たしかに眼の構造は驚異に満ちている。

 だが、と主人公は反論します。

 視細胞の前に網膜神経節細胞があるのはなぜか、と。

 実生活において「網膜神経節細胞」などという言葉自体、一生耳にすることもなく死んでいく人が大半かもしれませんな。(`▽´)

 私もこの小説で初めて目にしました。

 ま、この部分に紙幅を割くこともできないのでごくごく超駆け足で説明すると、この網膜神経節細胞は視細胞の後ろにあったほうが効率はいいはずなのに、実際は前にある、ということらしい。

 それをして
つまり神経が不必要な遠回りをしているうえ、視細胞に入るべき光を妨害する構造になっているわけだ。これはどんな技術者も犯すはずのないぶざまな設計ミスであり、眼というものが高度な知性の産物ではなく、まさしく行き当たりばったりな変化の結果として生まれたことを示している
と小説中では説明されているわけです。

 この部分、精査したわけではないので山本弘の創作である可能性もあるカモですが(申し訳ないけど裏とりする気もないんでご容赦)、ま、仮にそうだとしてもこういう実例はおそらくたくさんあるのではないかと思われます。



161026眼球(素材使用)


 今回のギズの記事もそう。
人間の脳も、今日に生きる私たちの生活を困難にしかねない、無益で奇妙な癖を祖先からいくつか受け継いで
いるという話。なのでございます。

 そのあたりを解説した『The Idiot Brain』という本を執筆なさった神経科学者のDean Burnett博士が雑誌のインタビューに答えて披露してくれた実例のいくつかが、記事のメインディッシュとして紹介されているわけです。

 それによると…?


  1.我々が乗り物に酔うのは脳が古い習慣に従っているから


 原始時代のわれわれの祖先は、車や電車などといった「静止したまま移動する」状態に適応する必要はまったくありませんでした。

 だからわれわれ現代人が乗り物に乗っているときにも
体と筋肉は、自分たちは静止していると考えます。目も、周囲を取り巻くものは静止していると考えます。ところが、耳の平衡感覚は動きを感知
してしまっているため、複数の感覚から相反するイメージを受けとることになってしまうわけです。

 原始時代において
このような状態の原因となりうるものは1つしかありません。それは神経毒です。
とくる。なるほど。

 下痢や嘔吐は毒を体外に排出する反応にほかなりません。

 つまり、自分が神経毒に侵されていると判断した脳が、強制的に嘔吐反応を引き起こしている状態が「乗り物酔い」であるという次第。

平衡(素材使用)


 なるほど、明快に論理的。
 おもしろいねえ。(^_^)


  2.名前を覚えるのが苦手なのは、脳が非常に「視覚的」だから


 顔は覚えてるんですよね。けっこう。いや、かなり。

 でも名前は出てこない、などということは頻繁にあるんじゃないですか?

 そんなときに「いや、顔は覚えてるんですけどね、名前もこう、喉の、ここまで、そうここまで出てきてるんですけどもうもうここまでほらここ、ここ」とか焦っていいわけなんぞする必要はござーません。

 なぜか。

お花畑(素材使用)


 脳は非常に「視覚的」だから。なのだそうです。
視覚は群を抜いて支配的な感覚なので、視覚的なものは、それが何であれ脳に組み込まれ、そこに記憶として残る確率がほかよりもはるかに高くなります。そんなわけで、名前を取り込んで記憶にとどめるために、脳の意識の部分ははるかにたくさん働かざるを得ない
んだそうです。

 だから、どうでもいい相手だから名前を忘れてしまったとしても全部脳のせいにすれば解決。(^_^)


  3.能力が劣る人間ほど、自分は優れていると思い込みやすい


 これを称して「ダニング=クルーガー効果」というのだそうな。

 すなわち
脳は自己評価ができますが、それには知性が必要です。あまり聡明でない人は、ほかの人たちと比較して自分の知性がどのくらいなのかをうまく認識できません。その結果、自信満々の発言が口をついて出るわけです。自分が間違っているかもしれないということを把握できないのですから
ですって。

脳人間(素材使用)


 いますよね。

 自分の名前に「様」をつけて悦に入っているヤツとか。

 …え? …おれ? (^-^;)

 ま、この部分に関しては反論もあるし大いに言い訳したいところですが(^-^;)、本日のお題にはいまいち関係ないので割愛。

 てか、おれさまがある時期を境になぜ自分を評価し始めたのかは、まあ論理的に過去記事たどっていけばいくつも鍵があるのが見つかると思うんだけど、だれもそんなことしないだろうしわしも面倒なのでやらない。




Amazonリンク



 ま。

 人間の脳などしょせん行き当たりばったりに構築されてきた出来損ないのガラクタなので、何か不都合があってもすべて進化のしかたに難のありすぎた脳のせいにすればよろしい!

 …という結論で。(`▽´)



 イディオット・プロット練ってくるので本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~