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2016年7月8日金曜日

履歴書は「心をこめて」手書きにしたほうがよいのか否か


 ま、こめるべき心がなければ論外?
 青木無常でございますよ。

畜(素材)


 PCというのが普及してそのついでとばかりにプリンタというものもご家庭に進出して久しい昨今。

 履歴書なる煩雑な書類も気軽に印刷できる環境はもはやありふれているといってもいいカモしれません。

 私のように人間関係に倦み疲れたり弾きだされたりして履歴書しょっちゅう書くハメになるような人間はごく特殊カモしれませんが、まあ職探しするような状況になれば一発で即転職確定! なんてなこともそうそうあるはずもなし。

 どうしても履歴書・職務経歴書のたぐいは何枚も書く必要が出てきてしうまのが普通なのではないかと思います。

 やったことがおありなら禿同していただけるものと思いますけど、あれ、同じ内容のものを一枚一枚手書きで書くのってものすご~く億劫。

 まして私のように転職してばっかりだわ内容まっくろだわの失格脱落人間となると、それはもう…

 でもなあ。

 プリンタですすっと印刷した履歴書提出するのって、心がこもってないような気もするし、心証を害するのもなかなかイヤだしなあ…

 と、泣く泣く手書きの履歴書をちくちく量産してきたのですが…



 …そう。

 疑問、お持ちじゃないですか?

 履歴書って、手書きのほうがいいのだろうか、と。



 そんな疑問に、明快な答えを提示して雲ひとつない青空のようにすっきりさせてくれたニュース記事が、ございましたのでございますよ。


J-CASTニュース 2013/11/ 7 11:40
「履歴書は手書きにすべきか」議論に終止符を打つ 結論とその理由は……
http://www.j-cast.com/kaisha/2013/11/07187667.html


 そもそも、私は字、へたという要因も一方にはございますのでね。

 その点で逆に心証害する可能性もあるので。

 という相反する論理に板ばさみになっていた昨日までが…いや、この記事見つけたのもほぼ上のタイムスタンプどおりのタイミングだったので、もう数年前の話なんですが(^_^;)。

 まあとにかくそんなことで悩んでいたのがアホらしくなるほど、明快にして論理的。



判決(素材)


 結論としては、二段階、ある。

 履歴書は手書きにしたほうがやはり若干有利。

 でも、手書きにはしないほうがよい。

 これが結論。

 そう。矛盾している。でも明快。



 まず、とあるリサーチによると手書きとPC(印刷)、どちらが有利かという問いに対する答えは

「両者に全く差はない」が68.3%
「手書きで作成した履歴書での応募が有利」28.7%、
「パソコンで作成した履歴書での応募が有利」3.0%
という内容。

 手書き派がPC派を上回ってはいるものの、7割近くが「どうでもいい」(という文脈ではないケースももちろん考えられますが(^_^;))と答えている。

 どちらにしても、手書き推奨派がけっこうな割合でいる以上、手書きで出したほうが無難なんじゃないか、というのはたしかに論理としてはアリ。



 ただ、どういう環境で働きたいか、という視点で考えた場合、これは逆転する、という話なのであります。



牢獄(素材)


 つまり。

 手書きの履歴書が好ましいと考える企業はどういうところなのか、という視点。

 そもそも手書き推奨派の理由は
・人となりがわかる
・漢字が書けるか、丁寧な文字が書けるかが大事である
・手書きは心がこもっている
・応募に際しての熱意が判定できる
といったところ。

 漢字の知識や丁寧な文字、あたりはともかくとして。

 人となりが手書きの文書には出るとか、心がこもっているとか、熱意が伝わる、とか。

 どれもこれも精神論、というのがこのニュース記事の骨子。

 いわれてみればそのとおり。

 正直にいってしまえば、履歴書でこういう部分を判定しようだなんて企業は、気持ちが悪い。

 こういう曖昧な基準で人さまの力量を推し量ろうとしているところは、へたすれば根性論ばかりがハバをきかせる体育会系のオラオラ会社である可能性すらある。
人となりを知るなら、面接で話したほうがいいですし、漢字がかけるかテストしたいなら、別途漢字テストを受験させればいいでしょう。心がこもっているか、熱意があるか、というのなら、志望動機書を別途書かせたほうが的確に判定できるでしょう。
という論評も明快。

 履歴書でこういう部分が読みとれるなら、面接なんて手間のかかることをする必要もございますまい。



縛り首(素材)


 で、さらに圧巻なのがこれにつづく記事終盤部。

 手書きの履歴書にこだわるかどうかで、その企業の非合理性まで判断できる、という論理展開。

わたし個人的には、非合理な慣習や精神論をよしと持ち上げるような組織には就職したくありません。そういうところは容易に「ブラック」になり兼ねません。
とある。たしかにそうだ。

 同じ内容の履歴書を何枚も一枚いちまい「心(熱意)をこめて」手書きするなどという行為はきわめて非効率的で、非合理そのもの。

 そんなものを評価する企業も、合理性に欠けた無駄の多い不安定な企業であり精神論を珍重するブラック企業である可能性が高い、というのが最終結論。



 従って、印刷した履歴書を提出しただけで不採用の論拠にするような企業は、むしろ「不利」に扱ってくれたほうがありがたい、ということ。



 ま、体育会系の暑苦しい環境を好ましいと考えるおかたも世の中にはたくさんいらっしゃいますし、それを否定するつもりもありませんけど、個人的には手書きの履歴書を好ましいと考えるような会社にはあまり入りたくもないのが私としても正直なところ。




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 ということで、この記事を見て以来、嫌々渋々手書きの履歴書を書かされる憂鬱は軽減しました。

 うん。

 軽減しただけ。

 だっておれ、プリンタ持ってないもん。(´_`。)



 プリンタ買うには嫌々渋々でも働く必要があるので激しく絶望しつつ本日は以上。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~